「自己破産の免責決定」とはなんですか？
自己破産手続きを行う目的はこの「免責決定」を受けることにあります。
自己破産の申し立てをして破産手続開始決定を受ければそれで終わり、借金から解放されたと思っている人がいますが、それだけでは借金は無くなりません。
免責決定を受けて初めて借金はなくなります。
つまり、自己破産手続きをする場合、必ず免責決定を行う必要があります。この手続きをしなければ借金返済の義務がなくなることはありません。
「免責決定」が確定すると「復権」といって、債務者は以前の状態に戻ります。
資格制限も解かれ、借金返済義務もなくなり、破産手続前の状態で生活が出来ます。
このように「免責」とは「借金を返済しなければならない責任をすべて免除すること」です。「免責決定」を受けなければ自己破産の手続きは終了しません。
手続きは非常に複雑で煩雑ですが、弁護士さん、司法書士さんにお願いをすればこうした手続きはすべて行ってもらえます。
どうぞお早めにご相談をしてください。